タイポフェイス基礎知識_欧文フォント・セリフ体について
みなさん、フォントを雰囲気で選んでませんか?
私も今まであまりフォントに興味がなく、最低限の知識だけでどうにかしていましたが
そろそろ必要になってきたので基礎から勉強しています。
といっても専門の職種があるくらいとても深い分野なので、さわり程度ですが。
今回はセリフ体の代表的な4種類のまとめ。
Old Style
代表フォント Garamond / Caslon / Century Oldstyle など
特徴
- セリフ*部分がブラケット(三角形っぽい形)
- ストレス(曲線の細い部分を結んだ線)が斜め
- 縦線と横線の太さの差が穏やか
Modern
代表フォント Bodoni / Computer Modern / Didot など
特徴
- セリフ部分がヘアライン(細い直線で水平)
- 縦線は横線の太さの差が極端
Traditional
代表フォント Baskerville / Times New Roman / Century など
特徴
- セリフ部分が三角形っぽい
- Old StyleとModernの中間的な造形
- Old Styleに比べてセリフ部分が直線的
Slab serif
代表フォント Claredon / Cario / New Century Schoolbook など
特徴
- セリフの部分が太め
- 縦線と横線の太さがほぼおなじ
次回はサンセリフまとめです。 ちなみに今回はマークダウンで書いてみました。