明日はきっと日曜日

東京の会社で働く新人UX・UIデザイナー

壊すのは楽しい

社会人になって、週末なにしてるの?と聞かれることが多くなった。最近はもっぱらPCで何かを作ってる。でもやっぱり、何をしているのかという質問に的確に答えるのは難しい。
 
 今週は画像を壊してた。いわゆるglitch/databendingとよばれるジャンルのあれ。
グリッチアートは大まかに分けて、「⑴画像のデータそのものを壊す・改変するもの」と「⑵グリッチさせてる風に画像を加工する」2つに分かれると解釈してる。今回は前者の中から、「①画像のバイナリコードを直接改変する方法」「②画像をオーディオ編集ソフトで読み込み、エフェクトなどをかけ波形を変形させ、もう一度画像としてエクスポートする」 この2つの壊し方を選択。

①画像のバイナリコードを直接改変する方法

HexFind というアプリケーションを使用。jpegの壊れ方って独特だよね。

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 基本ルール

- headerをいじらない (画像を画像だと認識できなくなってしまう)

-Total byte sizeは変更しない、基本的は置き換え (消したり、追加したりするとバグが起きる可能性が増える)
-壊しすぎない。5%未満くらいがいい感じに壊れる
 
このtutorial動画がわかりやすい。

②画像をオーディオ編集ソフトで読み込み、エフェクトなどをかけ波形を変形させ、もう一度画像としてエクスポートする

変態技すぎて笑うんだけど、わりと主流の一つらしい。今回はAudacity というソフトを使った。波形に変形した場合も、ヘッダーをいじると画像が壊れて表示できなくなってしまうので注意。

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この辺を参考にした。
 
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壊しすぎないように細かくしすぎないように、いい感じに壊すの難しい。画像フォーマットの違いで壊れ方違うのは知ってたけど、ほんとに全然違う。