デザイン留学のお金の話(2)留学用賞与型奨学金を利用する
こんにちわ、12ikaです。
無事に修論を提出、大学院を修了し、4月から社会人となります。卒業式はや追いコンはエモい!の一言に尽きます。
さて、前回の記事の続きで、「⑵留学用賞与型奨学金を利用する」ことについて書こうかと思います。
▼前回の記事はこちら▼
留学用賞与型の奨学金を利用しよう!
メジャーです。この返還型は文字通り、卒業後に少しずつお金を返済していきます。しかし、留学に関する奨学金の中には多くの賞与型の奨学金が存在します。もちろん、成績など借りる為の制限はありますが、この賞与型の奨学金であれば、借金をすることがなく留学の負担を減らすことができます。
今回はデザイン留学をするが利用できる賞与型の奨学金をいくつか紹介しますね。
アメリカ、ヨーロッパへの留学であれば月20万円程度が支給されるそうです(後輩談)。学校や地域などで貰える額が変わります。ただし、金額が多い分、他の奨学金よりも報告会や勉強会などの回数は多め。交換留学でなくても、授業料が支援されるため金銭的に非常に助かります。奨学金をもらえるメンバーに選ばれるために何度か面接をする上、求められる基準は非常に高いものですが、かなりおすすめな奨学金制度です。
海外留学奨学金(日本学生支援機構)
私が使っていたのはこの制度です。賞与型奨学金は留学する地域によって受け取れる金額が変わります。パリ・ニューヨークは月10万円、その他ヨーロッパ都市は大体8万円、アジアであればもう少し下がるのかな。返還型もあり、こちらの方が比較的通りやすいのかなと思います。トビタテに比べると金額も少ないですが、レポート等も少ないです。
公益信託ヤマハ発動機国際友好基金 海外派遣日本人奨学生
月10万円の支援がされるそうです。採用が全国で5名程度のため、審査など他のものと比べて少し厳しめです。こちらは留学時に大学院生であることが条件とされている奨学金です。大学の推薦をもらい応募する必要があり、推薦枠は各大学2人まで。学校ごとの応募のため、学校の留学科などに募集要項があると思います。
業務用スーパー ジャパンドリーム奨学金
おそらく意外と穴場な奨学金。支援額は月15万。トビタテよりはレポート等少ないそうですが、詳しくはわかりません。募集人数も210名と多めです。条件のなかに、語学研修目的の留学ではないことが明記されているので、デザイン留学の場合は問題ないと思います。
デザイン留学へ行こう
学校の交換留学制度、留学用賞与型の奨学金の利用でかなり留学費用を抑えることができます。デザインは他の分野とは違い、学会の発表回数などで実績を測ることは難しいため、奨学金を取ることは難しいと感じることが多々ありました。今回紹介した奨学金は、実際デザイン留学をした他の学生が使っていた奨学金なので、今デザイン留学を考えている人たちにも十分にチャンスがあります。もしお金の面で留学に行くか迷っている人がいれば、その悩みを打開するためのヒントになればと思います。
<おまけ>
- 作者: 岡田栄造,鈴木元,森山茜,青木翔平,福定良佑,村上あずさ,?島泰,今村ひかる,長田喜晃,青木慶一,小林耕太,山本尚明,中山雄太,清水花笑,川島高
- 出版社/メーカー: 学芸出版社
- 発売日: 2017/01/25
- メディア: 単行本
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この本は海外で働いた・働いている人たちが書いた本で、留学とはまた違いますが、デザイナーとして海外勤務 を視野に入れてる人にはとてもモチベーションがあがる一冊です。2017年に発売された本なのですが、留学前に読めたらよかったなと思い紹介。