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明日はきっと日曜日

東京の会社で働く新人UX・UIデザイナー

物の体験価値

先日友人逹とご飯を食べていたときに、ひとりの友人がこんなことを言っていた。

「最近は、物を買うことよりも体験にお金をかけることにしている。やっぱり、価値があるのは物よりも体験だよね。」

 

ここで私は声を大にして主張したい。(というか、実際に主張した。)物の購入も体験の一つであるのだ。物の価値は、物そのものの寿命ではない。

 

ワンピースの購入を例の一つとしてに挙げてみよう。

1.ワンピースを買いたいと思う。

2.zozotownや雑誌で今欲しいものを探す。

3.実際のお店何店舗かに行って試着している。

4.気に入ったワンピースを購入する。

5.ワンピースをきてお出かけ。

 

これは私の場合だが、ざっとこんな感じ。ワンピースを一着購入するだけでも、物の購入前→物の購入中→物の購入後というだいたい3フェーズに分けることができる。(これは、サービスデザインのユーザージャーニーマップでよく使うわれる、pre-service, service, post-serviceという概念にあたる。)

 

一着のワンピースの価値とは、物としてのワンピースの価値(生地料、デザイン料、値段など)だけではなく、購入フロー全てを含む。こんなワンピースが欲しいな、このワンピースを着てデートしたいな、ワンピースを買いに出かけたついでにケーキでも食べちゃおう、全部が体験価値となる。

 

つまり、

物の価値=物そのものの価値+物を購入する前の体験価値+物を購入する際の体験価値+物を購入した後の体験価値

である。そして、"物を消費する"ことは、物が文字通り使えなくなるまでに使うことではなく、その価値が消費された瞬間にある。

 

モノの消費とコトの消費は別で語られることがあるが、実はそんなに変わらないよっていう話でした。